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 合宿、というのはどうしてこうも人を浮足立たせるのだろう。
 月日は足早に過ぎ、秋季国体を間近に控えたある晩夏の夜、神奈川代表チームは海南大学の合宿所を間借りした三泊四日の強化合宿の真っ最中だった。大学受験を一世一代の大博打で切り抜けようとしている三井にとっては、国体の舞台も己の人生が懸かった重要なアピールチャンスである。
 湘北高校からは三井のほかに宮城と流川が選ばれており、本来ならばここに赤木と桜木のキングコング兄弟が揃って名を連ねてもよさそうなものなのだが、赤木は受験勉強へ専念するために辞退、桜木はインターハイで負傷した背中のリハビリが間に合わず、補欠扱いでの帯同と相成っていた。
「――うわ、趣味悪っ!」
 ずらりと敷布団が並べられた二間続きの大広間に、藤真の大声が響いた。彼の足元にはおよそ整頓されているとは言い難いドラムバッグが口を開けて横たわっており、そのうえには広げられた雑誌が一冊ぞんざいに投げ置かれていた。
「俺のチョイスじゃないですって」
 そう反論を試みたのは仙道だ。
「池上さんだな、多分」
 仙道はそう続けてのほほんと笑い「でも、ほんとに趣味悪いっすよね」と愉快そうに言った。そんな言い訳を受けた藤真が「なになに」とわざとらしく誌面に食いつく。
「『哀愁の未亡人、愛と欲望の盆栽教室』ねえ。『……突然の交通事故で愛する夫を失った由美子は、虚ろな心を埋めようと夫の趣味であった盆栽に没頭してゆく。そんなある日、彼女のもとへ一通のハガキが届いた。それは、近所のカルチャースクールで新しく解説されるという盆栽教室の案内だった。きっと彼が講師だろう、生命力に溢れた若い男の写真に、由美子の視線が釘付けになる』――ああ、こいつとヤっちまうのか」
「ちょっと、なに読んでんすか!」
 藤真の涼やかな声が淡々と生々しい煽り文の数々を読み上げていき、それを聞いた宮城が「勘弁して」と笑い混じりに耳を塞ぐ。仙道の隣で寝床の支度をしていた三井も好奇心に負けてにじり寄り、どれどれと首を伸ばして誌面を覗き込んだ。
「うわ、マジでひでーなこれ!」
「そんなひでーの?」
 すぐに宮城も寄ってきて、額を突き合わせながらぱらぱらとページをめくる。どうも雑誌全体が熟女系の女優を特集しているものらしく、めくれどもめくれども現われるのは豊満な肉体をやや古臭い服装に包んだ年嵩の女優ばかりである。傾向としてはややマニアックで、将来のことはともかく、いまを生きる健全な男子高校生の夜のオカズとしてはいささか実用性に欠ける品と言わざるを得なかった。
「……あれだよな、どーせならもっと気の利いたもん入れろってんだよな」
「あはは、三井サンはどういう感じのが好みっすか?」
 文句を垂れながらページをめくる手は止めない三井と宮城の輪に、仙道が興味津々といった様子で加わる。
「どういうのって……そもそもあんま見ねえからなあ、こういうの」
「え、じゃあなにオカズにしてんすか」
 妄想オンリー? と宮城が怪訝そうに言った。
「妄想っつーか……経験?」
「うわ、なにそれめっちゃムカつく」
「いやー、さすがっすねぇ」
 敵意を剥き出しにする宮城と感心したように笑う仙道を交互に見ながら、ぞんざいにページをめくっていく。昔つるんでいた不良連中の家でもこの手の本を読んだことはあったが、どうにも非現実的で大袈裟なものが多くて、当時からあまり乗りきれなかったのだ。
「――で、実際お前の好みのタイプってどんなよ?」
 今度は藤真が上から問いかけてきた。とりあえず聞いてみたといった感じの口振りで、あまり真剣味はない。だから三井も、思い浮かんだままを素っ気なく答えた。
「綺麗系」
「モデルっぽい感じ?」
「まあ、そうだな」
 へえ、と藤真も素っ気なく返す。すると意外にも仙道が食いついてきて「身長は?」と具体的なプロフィールにまで突っ込んできた。
「背は高ェほうがいいな。百七十とか、そんくれえ」
「げ、嫌味」
 誌面に目を落としたまま、宮城がべえと舌を出す。
「でも、そうなりますよね。あんまちいさい子だと並んだ時にバランス悪いっつーか」
「そうなんだよなあ。なにすんにもさ、いちいちこっちが屈んでやんなきゃなんねーだろ」
「……ちょっと、マジでムカついてきたんだけど」
「ああ、お前にゃ無縁の悩みだったな」
 すまんすまん、と肩に置いた手をばちんと弾かれ、親の仇でも見るような目で睨まれる。
 宮城はしばらくそのままふてくされたように誌面を睨んでいたが、ふとなにかを思いついたように顔をあげ、勢いよく後ろを振り返っておおきな声を出した。
「――おい花道、オメーも見てみろよ。結構すげーぞ」
 やや離れたところでその巨体を丸め、大人しくなにやらもぞもぞとカバンをかき回していた桜木を宮城が手招く。桜木はぎくりと大袈裟に体を震わせてから、真っ赤な顔をしてぎこちなく三井たちのいるほうへ振り返った。
「……そんなにすげーんか」
「すげーかすげくねーかっつったら、すげーっすよね、三井サン」
「おう、すげーすげー。これなんかモロおっぴろげだもんよ」
 宮城の意図を察した三井が、ほれ、とグラビアページを広げて桜木のほうへ放り投げる。すると、桜木はまるで散歩の途中で蛇と出くわした猫のように飛び上がり、見ているこちらが気の毒になるほど真っ赤な顔をして「は、ハレンチだぞミッチー!」と叫んだ。
「……破廉恥ぃ?」
 それがぁ? と藤真が大袈裟に驚き、仙道が「あっはっは」と大口を開けて笑う。そして、その長い人差し指を真っ直ぐに立ててにんまりとしながら言った。
「――桜木。さてはお前、童貞だな?」
 その答えは、言わずもがなだ。桜木本人が反論するより先に、宮城が頷く。
「そりゃあもちろん、ねえ?」
 三井も腕を組んでうんうんと深く頷く。
「そりゃあもちろん、なあ?」
 したり顔で頷きあうふたりに噛みつくこともできず、真っ赤な顔をしたままぶるぶると小刻みに震えている桜木に、これまで賢明にも沈黙を守っていた神がそっと情け深い助け舟を出した。
「まあ、これだけ毎日バスケ漬けじゃあ出会いもないしな。仕方ないさ、気にすることじゃないって」
 なあ信長、と、今度は一転して肝が冷えるような鋭いパスワークだ。桜木と同様、普段の行いからすればいっそ不自然なほど静かにユニフォームを広げたり畳んだりしていた清田の肩がぎくりと強張る。
「……神」
「やだなあ牧さん。俺、まだなにも言ってないですよ」
 あはは、と笑った神を、もうすっかり就寝の態勢で布団に包まっていた牧が静かに睨めあげる。その横で、メガネを外した花形が疲れたように眉間を揉みながら言った。
「あと三十分で消灯だ。監督たちも部屋へ戻る頃だぞ」
 その言葉に、自分はまるでこの騒ぎとは無関係とばかりの顔をした藤真が、白々しく「だな」と頷く。それからぐるりと部屋を見渡して「福田と流川がいねえぞ」と首を傾げた。
「ああ、福田なら多分まだ風呂っすよ」
 あいつ結構マイペースだからなあ、と仙道が笑う。その顔を見下ろしながら、藤真が呆れたように溜息をついた。
「お前にだけは言われたくないんじゃないか、福田も」
「……で、流川は?」
 すべてを諦めたように上体を起こした牧が、言外に「さっさと探しに行け」という圧を滲ませながら問う。
「さっきまでそのあたりで寝ていたはずだが」
 メガネをかけなおした花形が、ほとんど荷物置き場と化している大部屋の隅を指さして言った。そこには確かに一組の布団があって、乱れたまま放置された掛布団がそこで眠っていた者の苛立ちを如実に表している。
「……頼んましたよ、三井サン」
 急に神妙な顔をした宮城が、拝むように両手を合わせながら言った。
「はあ? なんで俺が……」
「俺が花道係だから、アンタは流川係じゃん」
「なんだそれ。俺は飼育係か」
「似たようなもんでしょ」
 お願いしますよぉ、と猫なで声で拝み倒されれば、さすがの三井も重い腰をあげざるを得ない。なにより、牧と花形の刺すような視線が痛かった。
「……わあったよ」
 行けばいいんだろ行けば、と吐き捨てるように言い残して立ち上がり、ちくちくとした視線から逃れるようにスリッパをひっかけて廊下へ出る。足裏から伝わるひんやりとした床材の感触にぶるりと背筋を震わせながら、薄暗い廊下を闇雲に進んだ。
 自販機コーナーや談話室、施錠されていない空き室などをいくつか覗き、途中ですれ違った福田にも「流川を見なかったか」と尋ねたのだが、福田は無言で首を左右に振ると、擦れ違いざまにぼそりと「風呂にはいねーっす」とだけ言い残して去ってしまった。
「おーい、流川ァ、どこだぁ!」
 だんだん自棄になりだして、そう叫びながらひと気のない廊下を手あたり次第に練り歩いてゆく。そうして最終的にたどり着いたのが、風呂場の横にあるリネン室だった。「風呂にはいない」という福田の言葉に、結果的には騙されたような格好である。
「……お前、なんでよりにもよってこんな分かりづれえとこにいやがんだよ」
 棚の陰で体育座りをしていた流川が、むっつりと眉を寄せながら膝のうえに伏せていた顔をあげた。
「……なに」
「なにって、お前を探しに来たんだろ」
「なんで」
「なんでもクソもあるか。消灯時間だろーが」
 そう言いながら流川の正面にしゃがみ、目の前の不機嫌そうなしかめっ面を覗き込んだ。
「うるさかったんならそう言えばよかっただろ」
「……別に」
「なぁに拗ねてんだよ」
 めんどくせーな、とため息をつけば、洗いざらしの長い前髪の合間から覗く流川の探るような視線がじっとこちらを睨みつけてくる。普段は言わなくていいことまでずけずけと口にする癖に、最近ではふたりきりになると妙なところでだんまりを決め込み、いまのようにじっと視線でなにかを訴えかけてくることが増えた。
 だが、このいかにも「察してくれ」と言わんばかりのわがままな態度も三井に対する甘えの表れだと思えば、これもある種の可愛げのような気がしなくもない。いや、きっとそうだ。そう自分に言い聞かせながら、会話の糸口を懸命に探る。
「エロ本の話してんのが嫌だったんか?」
 首を傾げてそう尋ねると、流川はちいさく首を横に振って「違う」と苛立たしげに言った。
「じゃあなんだよ。桜木がうるせーからか?」
「違う。……綺麗系って」
「ああ?」
「綺麗系ってどんなの」
「どんなのって……」
 唐突な問いに言い淀んだ三井を、流川の鋭い視線が射貫く。
「藤真……サン、みたいな?」
「ばっ……! なんでそーなんだよ!?」
 取って付けたような敬称につっこむより先に慌てて首を振り「男じゃねーか」と当然の感想を返す。どれほど端正な面構えをしていようとも藤真は男、それも、チームメイトの面前で平然とエロ本を朗読するようなタイプの男である。
「じゃあ仙道?」
「仙道も男だし綺麗系ってタマでもねーし」
「牧?」
「牧も男だろーが……」
 ままならない会話に疲れ果て、ぐったりと項垂れた。そんな三井のつむじを、流川の指が控えめにつつく。
「……じゃあ、俺は?」
「――はあ!?」
 勢いよく顔をあげ、思わず目の前の顔をまじまじと見た。
 もしここに宮城がいれば「流川がおかしくなった!」と恥も外聞もなく助けを求めて泣きついただろう。しかし、ここにいるのは流川と三井だけである。よしんばいたところで、危機管理能力に長けた宮城のことだ、きっと一も二もなく三井を見捨てて逃げ出しているに違いないが、それでもいないよりはいくぶんマシだ。多分。
 ぽかんと口を開けて固まったまま現実逃避じみた思考に逃げを打っている三井とは対照的に、流川はいつになく饒舌だった。見えないなにかに急き立てられているように落ち着きなく体を揺らしながら、ぼそぼそとした声で「俺だって」と続ける。
「俺だって、顔いーらしいし」
「おう……?」
「背も高いし」
「あ、ああ」
「バスケも上手いし」
「そ……れは、お前の――」
 と、反射的にそう言い返しながら、いつかふたりきりの部室で似たような話をした時の記憶が脳裏を過った。
 流川の好みのタイプは、バスケが上手くて、ギャーギャーうるさくなくて、顔がどーのとか言わねーひと、だ。あまりにも流川らしいその答えが印象的で、強烈に記憶に残っていた。
 仙道、牧、藤真。三人とも、あの時三井が、お前のタイプだろ、と冗談半分に名前を出した男たちだ。流川は違うと否定こそしたが、三井のように「男じゃねーか」と突っこんだり、嫌悪感を示すようなことはしなかった。そういう世間一般の常識とか固定観念というものに無頓着なところもなんとなく流川らしいなと思ったから、あまり気には留めていなかったのだが。
「――まさか」
 お前、俺のこと好きなの。
 客観的に聞けば、じつに自意識過剰で馬鹿げた問いだった。なにせ、相手はあの流川楓なのだ。嫉妬するのも馬鹿らしいほど整った容貌を持っているうえに全日本ジュニア選抜に選ばれるほどのバスケの才能にまで恵まれていて、そのくせ、色気より食い気と眠気を地で行く尋常ならざる朴念仁の、あの流川楓である。
 だが、そう考えればあの日の不機嫌と今日の不機嫌、どちらの不機嫌にもすとんと納得がゆくし、いま現在繰り広げられている素っ頓狂な問答にも一応の理屈は通る。
 確かに以前、バスケ以外の居場所――例えば、彼女とか――を探せ、と流川に向かって先輩風を吹かせたことはあった。
 確かに三井は、自分で言うのもなんだが県の選抜選手に選ばれるくらいにはバスケが上手くて、面倒見のいい赤木や木暮と比べればずっと放任主義で口煩くもなく、いまさら流川の顔やプレーを見てきゃあきゃあ騒いだりもしない。
 だからって、そうくるか。
 三井は思わず頭を抱え、ちいさく唸った。
 愛とか恋とか、女子生徒たちから向けられるきらきらしい憧れとか、そういった柔らかで扱いづらい感情をすべて「くだらねー」の一言で切り捨ててきた流川が、だ。その流川が、見知らぬ街で親とはぐれた子供のような顔をして自分を見つめている。その事実が、急に明確な重量をもって三井の背中に圧しかかってきた。
「……ダメっすか」
「ダメ、では、ねーけど……」
「じゃあ、いーんすか?」
「い……くもねー」
「どっち」
 答えを急かす流川の指が、するりと三井の腰元に伸びてくる。そして、三井が着ている寝間着代わりのTシャツの裾をそっとつまんだ。
「……ねえ、どっち」
 流川はか細い声でそう言うと、つまんだTシャツの裾をつんつんと控えめに引っ張った。まるで、親にあれ買ってこれ買ってと玩具をねだる子供がするような仕草だ。
 もしその仕草に少しでも暴力や強要の気配があったなら、三井はすぐにでも流川を殴ってこの場から立ち去り、すべてを聞かなかったことにしただろう。けれどそこにあったのは、どこまでも素直でひたむきな慕情と、不安に揺れる年相応な少年の瞳だけだった。
 万に一つも可能性がないのならば、殴らないにせよ、この手を振り払っていますぐここを立ち去ればいい。
 簡単なことだ。
 けれど、その簡単なことが、どうしてもできなかった。
「……ほ、保留、っつーのは、どうでしょう、か」
 やっとの思いで絞り出したぎこちない答えに、流川の顔がぱっと輝く。
「ダメじゃねーんスか」
「だから、保留だっつの……っ!」
 動揺や焦りや照れや、とにかく様々な感情に絡めとられながら怒鳴り返すと、流川は「うす」と噛みしめるように答えてちいさく頷き、ただひたすら嬉しそうに目を輝かせて言った。
「ダメじゃねーなら、いいっす」
「お、おう……」
 どもりながらなんとか頷くと、三井の寝間着の裾を摘まんだままだった流川の指が、また控えめにちょんと動く。
「……保留でいいから、一個だけ聞いてもらっていいスか」
「なにを」
 おねがい、と流川の薄い唇が滑らかに動いた。告白まがいの会話をしたあとだからか、なぜだか見てはいけないもののような気がしてしまって、慌てて顔ごと視線を逸らす。そんな三井の赤らんだ横顔に、流川の「おねがい」が、ぽつりと告げられた。
「……アイス、買ってほしーんスけど」
 アイス。――アイス?
 いま言うことかそれ、という疑問を寸でのところで飲み込んで、呆気にとられながら視線を流川の顔へと戻す。
「なんで」
「いーから」
 俺だけに、特別。
 おねがいシマス、と覗きこむように首を傾げてそう言った流川の顔は、言った言葉の場違いな子供っぽさとは裏腹に、真剣そのものだった。その真剣さに気圧され、つい反射的に頷いてしまう。
「……別に、いいけど、よ。いまからコンビニは無理だろ」
「自販機見つけた」
「アイスの?」
「うん」
 流川の指は、相変わらず三井の寝間着の裾に引っかかったままだ。逃さないように、はぐれないように。些細な仕草にもそんな心境が透けて見えて、やはり邪険には出来そうもない。
「……連れてけ」
「いーの?」
「おー……」
 力なく頷きながらズボンのポケットに手をつっこみ、風呂上りにスポーツドリンクを買ったときのつり銭が入ったままになっていることを確かめる。小銭しかないが、ふたり分のアイスを買うくらいの金額はありそうだった。取り出して数えてみれば、しめて三百六十円。ふたり分買っても十分におつりがくる。
「高ぇのは無理だかんな」
「うす。……買ってくれんならそれで」
 ぜんぜん、我慢できるっす。
 と、ちいさな声で呟かれたその言葉が。いつもとそう変わらない無表情で放たれたその言葉が、ほんとうに、心底から嬉しそうな響きをしていたものだから。
 そして、ひょっとしたら世界で一番負けん気の強い生き物かもしれない流川楓という男が口にした目一杯の譲歩を、いじらしいとまで感じてしまったものだから。
 おかげさまで三井は、とうとう、自分もすでにこの扱いづらくて危なっかしい後輩に相当入れ込んでしまっているのだということを、ここにはっきりと自覚させられるに至ったのだった。

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